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Tokio OCHI
Based in Imabari, Ehime, Japan
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AWARDS/Time Line

 映像制作デビューは小学校5年生。Star Warsを真似たSFアクションで友人から大絶賛。中学時代は、ゲーム実況で動画編集スキルを磨く。高校1年時に、カナダ留学。英語でのコミュニケーションに苦労する中、コンピュータの授業で、写真と映像のセンスを褒められ調子にのる。映像で自分を認めてもらうことも、人に喜んでもらうことも好きなため、暇をみつけては映像制作に励み様々なコンテストにチャレンジするようになる。元々は楽しみと自己承認願望から行ってきた映像制作であるが、いくつかのコンテストで賞を得ることにより自信を得、徐々にコンテンツとして社会問題を取り扱うようになる。

 夢は、クリエイティブな仕掛けで人を「ソノ気」にさせる映像クリエイター。自身は軽度ADHDでもある。周囲にマイノリティーな嗜好で悩み自己肯定感が低い友人が多いため、自分の映像を通してそのような人たちを「カッコよく」撮ることで彼らの自信回復につなげ、行動を変革したいと考えている。また、第三者として動画を観る人たちにも、自分の映像の中の人物を仲間として観てほしいために、視聴者を共感させるための仕掛け(コミュニケーション術や心理学など)の映像への応用を模索中。

 

 ジェンダー問題に関心が深く、ジェンダー関係の作品をいくつか手がけ、国内外に発信、英語でのプレゼンテーションも行っている。また、作品「受験生はつらいよ」は、「ソノ気」にならないとなかなかものごとに取り組めない自らのADHDとしての悩みが原点。映像技術的には未熟であるが、その内容は、慶應SFC白井宏美研究室でのインターンとしての研究成果(「なぜ寅次郎の語りは人の心を惹きつけるのか」というテーマ設定で、『男はつらいよ』の寅次郎のアリアとよばれるひとり語りのシーンを終助詞・あいづち・カメラワークを分析)を、自らプログラミングしたPepperに応用したもので、その後の作品制作に大きな影響を与えるものとなった。

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